Muranaka Diary2000-2017

過当競争・・・激戦区

2月は普段の月に比べて3日も少ないんですね。
これって運転資金の無い事業をする側には不利な月なんです。
労働や営業日数、収入が減り、しかも支払いは月並なんですから。
特に魔の2月と7〜8月、11月・・・かなり落ち込むはずなんです。
うちはかなりガク〜ンときていますよ。ガク〜ンです!しかし耐えて
るんだなぁ〜・・・・スタッフ全員で「2月は笑っていくべ!」って。
「贅沢はいらん、食べていければいい。スタッフの生活が惨めにならないように・・・」
「芸術の世界に夢を置く生き方もステキだべ〜?」と、いいながらも親方は泣いてる!!

さてそんな中でも美容室は開店ラッシュの時期、街の中よりも郊外が良い
らしい・・・わざわざ街まで行かなくてもいい美容室はたくさんある・・・・。
一方で少し前までは美容室が軌道に乗るには3年かかると言われて
いた時代もあったのですが今は5年とも6年とも言われています。

しかも従業員が変わらずの状態で利益が出るのは6割弱らしい。
今の時代、必ずしも生き残りに強いのは大型店では無いようです。
一人、もしくは夫婦2人でコツコツ頑張っているところ。資金のかからない店ほど
強いんです! ですので若い美容師が育つ環境を作ってあげるのがある程度
限られてくるんですね。。。

弱肉強食・・・どうやら生き残るのに強いのは小型店ということになりそうです。
中型〜大型店の値崩しは当たり前になってきたようでメニューの単価が下がって
きます。総体的にこの先はドンドンと下がってくるのが予想されますがこれを
過当競争といいます。 同じ規模の店が値下げすると同率の割合で下げてしまいます。

女性の美的な心と憧れを預かる仕事、何とか美しい世界に
業界全体が良い姿勢になってもらいたいな・・・・・

全部が生き残るために・・・・です!