父の意識がなくなってもう少しで2ヶ月を
向かえようとしています。今日、父が育てた
ブドウが実り有難く食べました。世界一美味しいブドウです。
食べながら頭の中が走馬灯のように良い想い出ばかりが
蘇ってきます。こんな経験は世間にはたくさんおられると
思うけれど自分を育ててくれた親だからそれぞれの思いは違うと
思いますが、いつかは通り過ぎなければならない道だと感じています。
順番が逆だと親不孝者ですよね。
いくら悔やんでも、いくら叫んでも元には戻らないか・・・・
今日は熱が39度あるという。父は胃も腸もありません。
その生命力の強さに息子として尊敬しています!おまけに心臓の弁は全て
人工です!しかも自分で呼吸しているんですよ。
父が昔、「お前は勉強が出来ないのだから体を使って汗水流して働くことだ」
と16歳の頃に言われた記憶があります。
今、もし人生について話すことが出来るなら何て言うのだろうか。
「選んだ道に間違いなかったな」と言ってくれるだろうか?
それとも「家業をついでほしかった」?
前者を信じたいと思います。だから美容師として今よりももっと頑張ろうと思ってる!
美容師で頑張るというのはお客さんを幸せにしてあげるということです。
今、父が育てていた植物のランや観葉植物などは
外にありこの寒さ、家に入れるべきだろうか、父にしかわからないこと
ばかり・・・。サボテンもどうしたらいいんだろう。。。。。。
母はひとり暮し、毎晩眠れないという。毎日の看病といい問題は多くありすぎです。
そしてひとつだけ、言いたくないけどこの原因不明と言われて説明のないまま整形外科の
執刀医はどんな気持ちでいるんだろう。いいアドバイスは無いものだろうか?
怒りのやり場が無くて・・・・・
悔しいけど今は我慢して奇跡を信じています!
そして自分も美容師としてこのまま走り続けていくと父に誓いました!