Muranaka Diary2000-2017

ヘアスタイリスト

たまに美容師として書きます。

これから流行のヘアスタイルには極端な変化はありません。

モテ髪、艶髪、ゆるい、甘い、カワイイ、ふんわり、、、

こういう言葉が流行した時代はすでに過去。

ようやく再現性のある似合うスタイルという現実に到達した感じが

しています。

さて、どうですか?美容室を利用する回数が減ってませんか?

セミロングの人はさらにロングへ。。

ショートにした女性は取り合えずミディアムへ?

前髪はご自分でセルフ。。

全体的にこだわる前髪の毛先の流れ。。

なんとなくそんな冒険を楽しんでるような気がしますが。。

これからはパーマの復活もあるかも知れません。 カラーは

ナチュラルなブラウンが多くなりそうです。伸ばす過程において

傷みは禁物。なので落ち着きのある茶色が続くかと思います。

スタイルは人それぞれ、”似合う”が前提、似合う長さを求めます。

当然、美容師に求められるのは瞬時にお客さまのイメージを掴む事に

なります。 どんな長さが似合うのか?そしてソレは重いスタイルか、

軽いスタイルか?カラーは明るめ?暗め?ニュートラル?

このようにヘアデザインをイメージしなければなりません。

お客さんの希望だけ聞いて作って行くだけではダメです。

自分のイメージを提案する事はお客さんも望んでいるのです。

ヒントはいくらでもある。大切なのはその日の洋服だ。。

それとお客さんのライフワークも取り入れるべきだと思います。

何処までセットが出来るのか?アイロンか?コテ?自然乾燥?

ドライヤーか?

というように理想も少しだけ取り入れて現実的なスタイルを作ってみよう。

今のご時世、染めることも、切ることも自分で出来る時代、だからこそ

強い目線で美容師の真価が問われてきます。

雑誌のヘアカタログも参考にはなりますが、現実を作ってあげると

意外にも喜んでいただけるようです。