昨日、今日と連休いただきました!
仕事しないで申し訳ない。。
▼雪、ホント多いね。
寒いから雪も溶けない。。
本州南国、東京も雪、雪、雪。。
来週は日帰りで東京、、、。
なんか最近は自分探しを始めてるような気がして。。
フラフラ〜〜って。
▼たまに美容師として、書こう。。
ここ数年、ヘアスタイルに大きな変化がある。
昔の話で申し訳ないが、スキバサミなんてモノは使わなかった。
従って、スク、、、というのはカット理論でいうと邪道。。
カットとはどの角度に毛束を引いても必ずキレイに揃っていた。
毛先を見れば明確な答えがある。
いかにキレイに毛先を揃えて似合わさせるか、ソコが上手い、ヘタの
分かれ道な時代があった。だから毛先がハネたら下手くそ。
時代はハネさせて上手いと逆転してしまう。そしてWAXブームの到来。
ハネてなければいけない。スイてスイてスキまくる。。
いわゆる重さから軽さのへの表現力。
だが髪の毛には自然に収まる場所が必ずある。
▼次にフンワリ、モテ髪、コンサバの到来。。
デジタル、エアウェーブが飛ぶように売れる。。
ロッドは太め、パーマの再来か?
人によっては傷みも多く、トリートメントの製造、開発を急ぐ。。
カラーはアッシュ、ベージュ、13レベル〜のハイトーンが売れた。
どの雑誌を見ても同じスタイルが並ぶ。
▼現在、ヘアカットの立場は毛先の傷みを解決する為の技術になっている。
したがってヘアスタイルを作るための技術レベルが低下?
ヘアカットとは基本がカットで、フォルム、シルエットを作るヘアスタイルの基礎的な技術である。
そう考えると、どうも明確なヘアカットの到来はなかなか見えてこない。
▼理想なヘアカットとは
長さを決める。それは短いのか?ミディアムか?セミか?ロングか?
それのどれがゲストに似合うのか?
次に、真っ直ぐか?丸くか?スクエアか?グラデーションやレイヤーで
ボカすか?
重い、軽いのは似合うか?軽く手入れがしやすく、まとまるのか?
そこを考えて仕事を進めることの出来るヘアスタイリストは
札幌に10人程度しか知らない。もっといるかと思うが、真剣にカットと
向き合っている技術者は少なくなってきたようだ。。
ヘアカットに曖昧は通用しない。
今でも思うが、ヴィダルサスーンはとても偉大な人だった。
(続)