Muranaka Diary2000-2017

自分探し

昨日、今日と連休いただきました!

仕事しないで申し訳ない。。

▼雪、ホント多いね。

寒いから雪も溶けない。。

本州南国、東京も雪、雪、雪。。

来週は日帰りで東京、、、。

なんか最近は自分探しを始めてるような気がして。。

フラフラ〜〜って。

▼たまに美容師として、書こう。。

ここ数年、ヘアスタイルに大きな変化がある。

昔の話で申し訳ないが、スキバサミなんてモノは使わなかった。

従って、スク、、、というのはカット理論でいうと邪道。。

カットとはどの角度に毛束を引いても必ずキレイに揃っていた。

毛先を見れば明確な答えがある。

いかにキレイに毛先を揃えて似合わさせるか、ソコが上手い、ヘタの

分かれ道な時代があった。だから毛先がハネたら下手くそ。

時代はハネさせて上手いと逆転してしまう。そしてWAXブームの到来。

ハネてなければいけない。スイてスイてスキまくる。。

いわゆる重さから軽さのへの表現力。

だが髪の毛には自然に収まる場所が必ずある。

▼次にフンワリ、モテ髪、コンサバの到来。。

デジタル、エアウェーブが飛ぶように売れる。。

ロッドは太め、パーマの再来か?

人によっては傷みも多く、トリートメントの製造、開発を急ぐ。。

カラーはアッシュ、ベージュ、13レベル〜のハイトーンが売れた。

どの雑誌を見ても同じスタイルが並ぶ。

▼現在、ヘアカットの立場は毛先の傷みを解決する為の技術になっている。

したがってヘアスタイルを作るための技術レベルが低下?

ヘアカットとは基本がカットで、フォルム、シルエットを作るヘアスタイルの基礎的な技術である。

そう考えると、どうも明確なヘアカットの到来はなかなか見えてこない。

▼理想なヘアカットとは

長さを決める。それは短いのか?ミディアムか?セミか?ロングか?

それのどれがゲストに似合うのか?

次に、真っ直ぐか?丸くか?スクエアか?グラデーションやレイヤーで

ボカすか?

重い、軽いのは似合うか?軽く手入れがしやすく、まとまるのか?

そこを考えて仕事を進めることの出来るヘアスタイリストは

札幌に10人程度しか知らない。もっといるかと思うが、真剣にカットと

向き合っている技術者は少なくなってきたようだ。。

ヘアカットに曖昧は通用しない。

今でも思うが、ヴィダルサスーンはとても偉大な人だった。

(続)