8月も残すところあと一日。
いやぁ、、、早いわ!
さて、、、
今日はカラーについてお話しましょう。。
最近、ご自宅でホームカラーされる方が少なくありません。
近所のドラッグストアでは
行く度に売れて減っていく色があります。
ナチュラルなブラウン系です。他は白髪染め。
色選び難しいでしょ?
美容師が色を選ぶ際に見ているのは現在発色している色。
勿論、褪色している色味です。原点はソコ。
あとは希望されている色味と明るさ明度を計算して作ります。
褪色して10トーンくらいの毛先を7トーンくらいに下げるには
思い切って5レベルくらいの暗い色を使います。それで7くらいに
なるのです。しかしご自分で染める場合、全体を明るく、又は黒くするのは簡単かも知れませんが
根元と中間、そして毛先まで同じ色で染めるのは簡単な事ではありません。
一液と二液を混ぜるということは足す色味と毛の色素を抜くという
同時作用が働きます。つまり必要な色を染まり易くするためですね。
二液は過酸化水素水。オキシドールみたいなものです。
毛の色素を脱色して一液の青や赤の色味を入り易くさせ、発色させるわけです。
当然、ダメージの強い毛質は脱色も早まり、傷みも増すので
二液の脱色作用を抑えるように弱い二液を使うものです。
どんな色が似合うのか、それはメークや瞳、お肌の色で決めて行きます。
いずれにしても基本はブラウン。赤味のあるブラウン(ウォームブラウン)
黄色のブラウン(イエローブラウン)青味のあるブラウン(アッシュブラウン)というように基本は
ニュートラルな5〜6レベルな茶色から始まります。
ところで黒染めする場合、いずれ明るくする予定があるなら安易に白髪染めで
使うような薬品を選択してはなりません。 このあたりは美容師に相談して
決めてみてください。のちに明るくするためには脱染剤を使うのも良いのですが
相当なダメージを受けてしまいますのでホームカラーには適していません。
必ず美容室で。。
一方、白髪染めは単に白を黒くしていくだけですが後ろのほうに
染まりムラが出来きやすいです。
そんなんで簡単な話ですが、ヘアカラーは赤・黄・青、そして脱色力で
染まって行きますのでヘアスタイルに似合わせるためにも
ぜひ美容室へ行ってみてください。
・・・・ということで。
次回もお楽しみに。。