Muranaka Diary

2020.09.21

独立

連休も残すところあと1日ですわ。

昔、ぼくたち美容師にはこの連休って無縁だった。

連休はまだまだ最近の話しなんだねぇ。

社会保険もつい最近まで当たり前に無かった。

技術を教えて貰うのに、

親方に従うざるを得なかった時代がある。

そう考えると、当たり前か。

それでも楽しかったなぁ〜。

親方って、ありがたい存在だ。

 

で、

最近思うんだけど、美容室に勤めると、

年数を重ね、やがて独立するチャンスが訪れるんだ。

そうなると、サロンのお客様も付いてきてくれる。

ってことは、育ててくれた親方のサロンに損失を

与えてしまう事になるんだなぁ。。

誰にでもやがて訪れる事だ。

って事は、就職する事自体に将来が決まっている。

誰でも一人前になって独立したいねぇ。

独立したいから、技術を教わり、給料も貰える。

おまけに社会保険も労働保険も付けてもらえる、

 

で、タイミングよく独立。。

サロンで担当していたお客様もいただき〜

親方に残されたのは、人材の穴埋め…

失ったお客様の損益分の穴埋め…。

ってことになる職種です。

そのとき、親方の人間性が現れるんだわ。

 

「ここまで育ててきたのに…」

と、

「頑張りなさい、いつでも遊びに来なさい」

 

この二つのどちらかだ。

 

しかしだ、、、

はっきり言おう、

 

こんな甘くユルい業界ではございません!

いつか、そんな時が来るのであれば、

親方と、日頃から意思の疎通を出来るだけ多く

取ることですわ。

 

独立するときは心地良く送り出してもらおう。

どのような形であっても、育ててくれた親方に

恩返しを、お忘れなく…。

それは言葉一つでも良いはずだ。。。

 

 

 

に ん げ ん だ も の。。。