Muranaka Diary

2021.06.06

たまに美容師

今朝、外に出ると太陽で地肌が熱い。。

それだけ髪が薄くなって来たのでしょうか。

太陽も高い位置になって来ましたね。

この夏、紫外線に気をつけましょう、

そんな季節になって来ました。。。

おウチ時間なのですが、気をつけましょう。

 

さて、

たまに美容師に戻り書きたいと思います。

美容師がカットする前に頭の形を

必ずチェックしています。

次に生え際の癖、毛量も見させてもらいます。

コレを無視してカットって多分できない。

ヘアカットっていう仕事は引き算、

どうしても綺麗な形を作るには無視は

出来ません。

 

失敗したからと髪の毛を足す事ができないのです。

あくまでも引き算です。

何処をカットして、どこを残すか、感覚で

カット出来る人は素晴らしいのですが、

カットするには数字があります。

それはステムと言って、どんなスタイルを

作るかによって角度を調整するんです。

15度、45度、90度っていう具合ですかね。。

例えば丸みを出す場合、この3つの数字は

計算していくものです。

 

感覚で切れる人はこれを考えなくても

切れるので素晴らしいです。

でも、おおよそ意識はしているんですよ。

ショートボブはこの3つの数字の組み合わせで

構成されているんですわ。

 

「45度のステムで引き出してカットする。」

 

ま、こんな感じです。

 

そこで問題が出て来ますね、毛量や

毛質です。そして髪の毛の癖です。

ともあれ、お客様のオーダーがあるので、

それらをクリアしなければなりません。

なので、最初の骨格チェックや毛量、毛質を

無視出来ないのです。

この数字、とても大切な基本だと思っています。

そしてベースのカットをしてからチェックしなければ

なりません。

 

おおよそ完成してから重ければセニングします。

うぶ毛があればトリミングします。

セニングとは間引きです。スキバサミで

スクんです。

ただ、間引きばかりではデザインのポリシーも

無くなってしまうし、形にはならないので

注意しながら使います。

このように頭の形なりにカットする数字が

154590という数字で成り立つという事を

あらためて考えているこの頃です。

今一度、見直し基本忠実にいたいと思います。

 

 

今日の19時の空。綺麗でした。。

 

 

⇧黄水仙