Muranaka Diary

2021.06.12

山菜 

ー今日は午前中に小雨が降ったり、

それでも心地よい天気でした。

こういうときは植物の生育が早くなるね。

ダイコンの葉も間引き間近。。

山菜のタケノコ採りも終わる頃かなぁ。。

おおよそ北海道のタケノコ採りが終わると

春の山の恵みも終わり、秋のキノコ?採りまで

楽しみがなくなる。

それにしてもタケノコは山菜の王道、

保存もきいて、いつでも食べれるねぇ。

皮むきなど後始末の大変さも王道、、、

 

今年は緊急事態宣言もあり山は空いていた。

いつもの年より気温が上がり、タケノコの

成長も早く、もう終わりなんだろうね。

例年は6月末まで楽しめたのだが、

今年は早い。

それなのに行方不明の事故が相次いで起きる。

何故迷うのか、ドローンを飛ばして見ると

場所によってはその笹竹の密度に圧倒される。

 

「ひゃー、こんな場所で採っていたんだ。。」

 

自分で驚くほどそんな感じの場所がある。

道路脇に車を置き、笹藪に入ると、

道路が見える場所で

採っていた方が安全で楽しめるし、体力を

確かめるのにも良い。

でも、そういう場所に限ってすでにオレか先客に

採られてタケノコはないの。

ならばその奥まで入り込むと、高さ2〜3mくらいの

笹竹だらけ、上を見上げると、青空が塞がれ、

一瞬、閉鎖恐怖に襲われる。

中山峠、島牧〜黒松内方面は特にです。

良質なタケノコはそういう場所に生えているものだ。

一つ、二つと見つけて採っていると、

アレ〜?どっちから入ってきたんだ?

って思う時があるんだわ。

 

焦るなって。。

 

実は、そんなに移動はしてないんですよ。

すぐ道路脇から真っ直ぐ入ってきたのにも関わらず、

方向が不明になってしまう。

方向が不明であって迷子にはなってないんだわ。

焦ると、どうしても動きやすい場所に行きたく

なるものなんだねぇ。。そして道路に出ようと

する訳ですよ。

目安としていた道路、立木も見えない、

そして気持ちが焦り出してから迷子に

なるんですわ。。

オレも迷子経験者は皆、同じことを言うね。

 

笹の密度の濃いところには経験上、人は入り込めない。

おおよそ、道路から10mほどの場所で見つかる

ケースが多いし、自力で出られる。

迷子になると、おおよそ道路と並行して

横に動いているのだ。

笹藪を奥に、奥に行ける人は多くない。

クマも歩けないほどの藪には実は行けないの。

 

 

山に入る場合、道路を前に山を背に、

スマホのコンパスを写メしておくのも良いだろう。

笹藪から出る時に照らし合わせてその場所に

向かうと良い。

しかし、そういう場所は携帯電話の電波が

届かないので携帯電話のバッテリーは温存しよう。

大丈夫、焦らず先ずは落ち着いて考えてみて。

下手な移動は事故を招くだけなので目立つ服装で

そこで待機した方が良い。

無駄な動きは体力を消耗するだけなので

タケノコを食べながら助けを待とう。

迷惑をかけられないと自力で出ようとしても

パニック心理になっていて無理なんです。

しかし上から見て、入山位置から

20mも入ってない場所で迷っている

ものです。

 

それにしても準備万端にして出かけた方が賢明。

一人での入山は禁物。

因みに位置を変えてみると道路脇に太い、

立派なタケノコはしっかり生えているものです。

 

ぼくの経験からの話しでした〜

 

 

⇧今夜のお月さんはこんな感じでした。

綺麗でした。。