Muranaka Diary

2018.05.31

放牧

先日のこと、おそらく誰も知らないところで、美味しい空気をたくさん吸って、

のんびりと時間が過ぎて行くのを目で感じ、自分を見つめ直す対峙の

ひとときを過ごしてきました。

「貴重なお時間を、、、」という当たり前な社交辞令なことも必要ないし、

ただ時間だけがのんびりと過ぎていく。

うーん、贅沢な時間、社会からすでに解放されている自分だけど、

目まぐるしく社会は多様化している。慌ただしいな。。。

そんなことも今のぼくからはとても小さく見えて仕方がない。

もしかしたら、人から見るとぼくが遅れているのかな。

自分と無関係なことに全く興味がなくなってきました。

街の中のどこそこが忙しいとか、どこの誰が上手いとか、

新しい器具や新しい技術が出てきたとか、あまり興味がないかな。

そう、

今のぼくは自分の中で可能なことだけを考えるようになったのだろう。

それが出来るかできないかの、二択ではなく出来る範囲のことだけしか

しなくなってしまった。

たまに、オレらしくないか?

そんなことも考えるけど、冒険するエネルギーもあとわずかなのかな。

それでも自分で出来るだけの事だけしか、今のぼくはしない。

何故なら人は自分の生き方や人生を窮屈にしてはいけないからだ。

だから、

放牧された今、自由に自分のお城を守っていくのだと思います。

そんなことを考えられたひととき、

外の空気は格別に美味しかった…。