Muranaka Diary

2018.08.05

少年

♪ローソク出せよ~出さないとぶっとばすぞ・・・・

かっちゃくぞ♪ だったかな?

昔、その昔の話、昭和を少年で過したおぢさんは、七夕に

カンテラだったかな、缶カンを切り抜いてローソクを立てて

一軒、一軒の家をこのように呟いて、オトモダチとお菓子を頂戴する、

そんな風習っぽいのをした事があるわ。。

一晩で30軒ほど回るのだけど、今風で言えば「たかり」「ゆすり」

そのものだった。

何しろ、オレはローソクという武器を持ってるわけで、

「こ、こいつにお菓子をやらないと家に火をつけられるかも・・・」

ガッツリ、お菓子を頂戴するわけよ \(^o^)/

ウハハ、くそガキはいつの時代にもいたわけであります。

しかし、二軒だけ行けない場所があったなぁ。。それは、

みよちゃんのお家。ここだけは行けない!

みよちゃんに嫌われたら学校で気まずい思いをしなければ

ならない、、、。くそガキの恋ごころよ。

織姫さまと、ひこ星さま。。( ˊᵕˋ )♡ あぁ~

もう一軒は幌平橋の中の島側にあった駐在さんの家、今でいう「交番」。

「ひろし!よく来たな、ローソク持ってけ!」と、ローソクを

ぶん投げてくるんだよなぁああ!

駐在さんは、ローソクを出せと言うから、ローソクのみ。 ( ・⊝・ )

くそ面白くないから窓に鬼のお面をテープで張り付けた記憶があるわ。。

中の島という下町はこんな温情に溢れていた。

 

北海道の七夕もまもなく、どんな夜空になるのかな。。

どうもがいてもあの頃にはもう戻れない。。。