Muranaka Diary

2023.05.21

出ない答え

昨日の続きです。

広告に頼らず安定した営業をされているのは

1000円カットなど、最初から低価格の営業方針が

決まっているサロンです。

安くて早い、、、いわゆるお客様が求めている

二極化されたサロンのもう一つ側です。

こちらは非常に安定して立地条件や場所を

選びません。大型店は売り上げで言えば日本一に

なれるくらいです。すごいですよね。。

 

もう一つの二極化された片方の位置にいた

ぼくたちの営業スタイルでは太刀打ち出来ません。

年間4〜500万かかるクーポン誌に載せても

無理なのです。それはクーポン誌に載せるサロンの

中で値下げ合戦が始まってしまい、これも悪循環です。

「よし、500円を下げてみよう」とか、

「それなら1000円下げて他店と差をつけよう」とか

こういう風に変化して行きました。

裏側ではこんなに営業面で切磋琢磨している姿に

真剣にサロン探しのお客様は困ってしまいます。

 

良い仕事をしたい、良いスタイルを作りたい、

カッコいいヘアを作りたい、、、

この夢は持ち続けていましたが、

お客様が来ないと、それすら出来なくなって

しまいます。

これは美容業に限らずどんな職業でも

あったはずです。

 

で、ぼくは思うんですけど、なぜ値下げなんか

するんだろう。。会員制を持っている

サロンではサービスでしているなら別として。

良い仕事以外にどこに価値がある?

そんなことを考えたりします。

自分で自分が生きていく道を開いていく勇気と、

他人に開かされた道をいくべきか、たまに迷う時が

ありましたけど、

周りを見渡してもその答えはどこにも

ありません。

 

それは2010年頃の事でした…

 

 

↑ポピー