Muranaka Diary

2023.09.06

鏡の中の自分

5年前、北海道では北海道胆振東部地震が

発生しました。午前3時07分震度7

札幌市内も相当に揺れたが、問題は

停電と液状化現象だった。

確かにあの時は夜も今日のように

寒くなかったし、夜空が綺麗だった。。

札幌市内の電気が消えると、

こういう景色になるんだなぁ。。

今でも夜空の色を覚えている。

ぼくは街ナカのサロンを閉め、

多くのお客様と別れて間もなくの出来事、

自分の年齢を考え、ゼロからスタートか

リタイヤか?葛藤のひと時でもあったし、

1人になって考える時間が欲しかった。

毎日オマケで付けた鏡の中の自分を

見ていた。。

 

なーんにもない時間が過ぎていく矢先の

突然の震災だった。

札幌は電気が点かない。

でも、ラジオから聞こえる被災地の模様、

残された人生に美容師100%をかけるのも

良いだろう。

でも人の為に役立つ人生をひとつや二つくらい

残すのもいいかなぁ。。

そんな事を考えたりしていた。

 

被災地の人々の避難所の設定も終わり

後片付けのボランティアを募集していたので

参加させてもらい、厚真町で体力ある限り、

2〜3日参加させてもらった。そこで

色々なボランティアの人たちと友人になり、

知らなかった世界観を覚えた。

毎週のように平日は参加させてもらった。

正直言って被災地は余震があり、怖かった。

住人の方々はそれ以上である。

崩れ落ちた瓦礫の撤去をまたやり直す。。

そんな思い出が毎年、この時期になると

蘇ってくる。

 

先日、厚真町を訪ねてきました。

町の人々は元気で笑顔になっていたのを見て

とても嬉しく思いました。

そして思い出の土を少し頂いて来ました。

災害はいつも何処かで起きています。

やはり今一度身の周りを確認しましょう。。

 

 

 

↑秋なのに春ダイコンのタネを植えたら芽が

出てきました。。