Muranaka Diary

2019.02.24

H2O2

最近スズメさんの来る時間帯が

狂ってきた。

原因はヒヨドリ軍団。

ヒヨドリは人に懐っこいけど、

自然界では嫌われモノ。

観察しているとどうやら縄張り意識が

強いようだ。

ビビるスズメさん、

スズメさんを追い払うヒヨドリ軍団。

ヒヨドリvsヒヨドリ

仲良くなれないもんかなぁ。。

 

話しは変わって、西洋人の毛髪を

ブリーチするんだけど、昨日から

練習用の毛束を使い、

ずぅ〜っと試してるんだけど

中々色素が抜けない。

簡単に言うとこれは西洋人の髪の

性質によるのだけど、

現行の日本で認可されている範囲の

薬品では抜けないんだ。

 

過酸化水素だ。

 

厚生労働省が認可している、

この過酸化水素は6パーセントまで。

それ以上は劇。

コレはカラー剤の2剤で使うのだけど、

6パーセントではビクともしない。

やはりアメリカやヨーロッパで使われる

過酸化水素、9〜12パーセントでないと

抜けないなぁ。

いや、確か12パーセントでも無理だ。

工業用で35パーセントがあるけど、

皮膚に付けると火傷してしまう。

毛髪が切れてしまうな。

とりあえず過酸化水素12パーセントを

ブリーチ剤と混ぜて様子を見るとするか。

西洋人のキューティクルを突破するには

簡単なことではないんだ。

色素を抜いた後は色を入れる。。

こうなると、完全な引き算と足し算。

一部だけ地肌から抜かなきゃ行けないから

大変なんだわぁ。

逆に海外の美容室での薬品は強いから、

パーマとか、カラーで失敗したお客様も

いるんだけど、パーマはチリチリに、

カラーは明るめに入る。

そう考えるとアジア人のぼくたちは

優しい髪質をしているんだなぁ。

そんな話しが知りたくて、以前から

気になっていた先生のサロンにAPOナシで

失礼、お邪魔させてもらったんだけど、

丁度終わりの掃除中。

観たかった熱帯魚にも会えたし、

機械にも器用な先生だった!

それと、話しには聞いてたけど、

忙しいサロンだということがよーく、

わかった!

タオルの数、フェイスガーゼの数に

撃沈して帰って来たのでありましたぁ〜

 

さて、おぢさんも頑張るぞぉ〜