Muranaka Diary

2019.03.27

ヘア

たまにはヘアのことを書かないと、

オレは何者なのか分からなくなりそうだから

本職に戻って?

最近流行りのスタイルにしたいとか、

流行り、そのもの自体がなくなりつつあるかも。

コレ、オレの主観的な独り言なので

気にしないでね…

基本は似合うスタイル、そして長持ちして、

手入れがしやすい…

ココにたどり着く。

もし、それ以上を求めると、多分失敗する。

それは手入れが出来なくなる可能性が

あるからなんだ。

また、モード系、いわゆるカッコいいスタイルは

早めに飽きが来る。そのカッコいいスタイルとは、

例えばメンズスタイルにあるように、

ツーブロックとか、モヒカンラインまで

刈り上げるとか、ハイブリーチなど。

でも技術者からしてみれば、創りごたえがあって

何故か、楽しいアートの世界なんだろうなぁ。

しかしアートばかりを追いかけると失敗する。

現実は女性の多くは企業のOL、主婦業なので、

刈り上げてもダメだし、ソバージュでは

今の時代の洋服に合わないような感じが

するんだなぁ。茶髪もメークの工夫が必要だし、

リップの色や洋服を選ぶ。

ワンレンでは、

昔のように重くしてはいけないだろうし、

どこか軽くしなきゃいけないね。

でも、軽くし過ぎては、ヘアスタイルが長持ちしない。

 

いつもオレのテーマはシンプルisベスト。

 

基本を見直しています。

 

まずは、その人がどんな職業でどんな環境にいるのか。

そしてどのような服装が好みで、

どんなメークをしているのか。

次に髪質は、髪の毛の流れかた、襟足などのクセ、

そして手入れにかける時間と方法。

発想となる起点はそこから始まる。

だから、

最低でも上に書いたこれだけは教えて欲しい。

勘の鋭い美容師は髪質を何度も

確認しているはずなんだ。

お客様が、色々な不安を抱えたまま、

伝えたい事も言えず、

サロンから出るのは好ましくないから、

コミュニケーションは大切なんですわ。

ココがクリア出来れば、楽しい世間話が出来るかと

思いますよ。

時には勇気を持って、なりたい自分を説明してください。

説明する方法が分からない場合、スマホの中の

ヘアカタログでも大丈夫。女優や、女子アナ、

アイドル、そんな人達のスタイルでも良いので、

そのカタチを見せてください。。

テレビドラマの中のスタイルを口で説明しても、

現実的に多くの美容師はテレビを観る時間がないの。。

特に忙しいサロンやスタイリストは…。

なので、静止画が最も分かりやすいよー。

形が分かれば、必ず髪質のチェックをするよ。。

そこで、美容師は出来る毛質、髪質を見極めるんだわ。

アドバイスがあれば嬉しいよね?

跳ねる襟足に中途半端な長さのカットはしませーん。

求められるスタイルに応えたい、

でも、

 

「それよりもこんな風にしてみたらどう?」

 

それが妥当な答えだと思うよ。

 

それと、大切なのは特殊なカラーとかするなら

料金は確認してね。サロンによってあとから

トリートメント代とか、

ロング料金など追加料金が発生する場合があるから

最初から確認しよう。

今では事前に教えてくれるのでそんなに心配なくても

大丈夫だと思うけど。。。

 

完成されたスタイルは手入れがし易いか?

早くに型崩れしないか?

                                                         パーマをかけたなら、再現出来るか?

まとめ易いか、などをシャンプーの度に

感じ取ってください。

それらが満足出来れば、上手な美容師です。

                                               あと、スタイリング剤は美容師に選んでもらおう。

 

しかし、もっと上手い美容師をさがそうとすると、

何故か失敗します。

 

何処に行っても一見のお客様にならないこと。

美容室ジプシーにならない事を祈っています!