Muranaka Diary

2019.10.31

青の時間

 

 

 

 

 

 

 

 

神のいない神無月が終わる。

平和な多くの人々をのみこみ、

試練だけが取り残されてしまった。

ぼくが旅の途中で見た景色は紅葉や落ち葉でもなく…青。

 

そして突然、東西に渡り線状に現れた地震雲。

翌日、北海道では震度3の揺れを観測した。

しかしそれでも微々たるものだろう。

多くの自然災害が列島の中を通り過ぎて行く昨今、

青空の下で少し立ち止まり、今一度思うことがある。

 

今の自分に何が出来るのだろうか…

 

今となっては微力ではあるが、

それでも前を向いて歩き続けなければならない。

哀しみの向こうにあるのは、青の時間…。

 

そして、

明日からは神々の宿す平和な月日であることを

願おう。

大丈夫だよ、

人は人で支え合って生きているものだから…