Muranaka Diary

2019.11.13

さぁ、どーする?

財経新聞のネット記事をそのまま掲載します。

これは十分に感じていた事なので、今更ながら

大した驚きもしない。

明日は我が身という危機感はいつも持っている。

だけども、危機ばかり感じた接客業も

お客様には失礼なものだ。

これから美容室を開店する人は借金を持って

夢を追っていては失敗する。

例え素晴らしい技術を持っていたとしても…。

今は辞めておくといい。我慢の時期です。

独立したらお客様が自分について来て

くれるだろう?

… …それは甘いねぇ。。

 

勤めていたサロンを上手に退店し、

開店出来るなら、

それはオーナーさんの人柄が良い人だ。

きっとお客様のカルテ開示に応じて

お客様の許可を得て住所録も渡してくれるかも

知れない。

何故なら、多くのお客様は

その美容師に付くからだ。

どちらにしてもスタッフが担当していたお客様は

そのサロンに残らないのが現実。

手ぶらで、借金までしてサロンを出す時代ではない。

 

札幌市の場合は人口に対して一軒の美容室に

入って来るお客様はもう飽和状態を通り過ぎ、

マイナス2人ほどの計算となる。

この計算上どこかが潰れていくわけです。

お客様も持っていない、借金をして開店した、、、

機材も道具も最先端のモノを取り入れた。。

内装は借り入れた資金を投資して若者向きの

イマドキ調にお洒落にした。。

それだけでは美容室経営は困難なのだ。

 

過去はそれでも乗り越えられてきた人が

生き残っているのは諸条件が整っていて、

尚且つ人任せにしないで、コツコツと

努力してきたほんの僅かな人達。

真似など出来ない。

そのサロンには毎日笑顔と、お客様の絶えない笑顔、

働くスタッフは活気で一杯であろう。

 

今の時代は、

1000円カットのサロンに負けてしまう危機がある。

フリー客の獲得など、クーポン誌に任せる?

30万〜の広告費をかけて1万円も

元が取れない時代ではもう負けのパターン。

悪循環を繰り返す。。

非常に難しい時代になったわけです。

負けても負債が残らなければ、まだまだ良い方だ。

とてもよい勉強になる訳です。

しかし悲惨なのは借り入れをして、

お客様を呼べなく負債を残していくパターンだ。

美容師も高齢化が進んでいて、

経営者やオーナースタイリストが病気になると、

休業や閉店せざるを得ない。

 

今、みんなで生き残る事を美容界全体で考えなければ

手遅れになるよ。マジに。。

ぼくはおやぢだから、どんな犠牲も受け入れるが、

今出来ること、それは

若い人を上手に育てあげて行く事だと思う。

業界みんなで、がんばろう!