Muranaka Diary

2020.04.30

ドン底

今日で2020年の4月が終わる。

暗いニュースに始まり、なんの変化もなく、

4月が過ぎようとしている。

未だに暗い谷の底から這い出せずにいる。

ぼくは過去に3回は死んでいて、谷のドン底に

落ちたのは3回ある。

死にかけた3回は病院でプロの手によって

助けられた尊い命。

その経験から少しずつ強くなれて来たのだが。

決して明るい陽の当たる場所ばかりを歩いて

来たのではない。

 

しかし、

2つは自然界が生じた3度目の谷のドン底、

どうやって登ろうか、この2カ月ほどずっと考えていた。

過去のドン底は自分を信じて不器用ながらも

試行錯誤で登って来れたのだけど…。

 

しかし、この谷、掴まる場所も、人が通った足跡も、

誰かが登った形跡がひとつもないのだ。

前人未到の場所か。

今までの旅の中には方角が分からなくなったら

コンパスがあり、すれ違う人々にたずねたり、

そのように無難な旅を続けてきたのだろう。

それを考えると、死にかけても今までがどれだけ

人に助けられて、幸せであったのだろうか。

3度目のこの谷のドン底の中は、とても暗くて、

そして寒い。

さぁ、どうしようか、周りの壁が崩れかけて

きたようにも思える。

 

旅人はただ今、谷のドン底、身動き取れず…

それでも今、思案中。。。

 

あきらめない…