Muranaka Diary2000-2017

明日に向かって

撮影を通してひとつの「物」を作り上げるということは
編集や現場スタッフのみなさんの手助けがあるからこそ
素敵な映像ができあがるものだと実感しました。
それは決して一人では出来ることではありませんでした。
同じく美容師の仕事も一人の女性を美しく作るためには
スタッフからの視点やお客さまとのディスカッションは
とても大切になってくるものです。
そして人に支えられるということにとても感謝しています。

これからのぼくの美容師としての旅は、たとえ険しい時代で
あろうといつでも自分らしく歩き続けていくことだと思います。
たまには孤独感を感じることもあるけれど、それでも
そんな時は夜空を眺めたり 海に沈む夕陽を見てはその果てしなく無限に
広がる風景から感動を覚え、お客さんの笑顔やほんの小さな言葉でも
勇気や元気が湧いてきます。

この先は、ぼくの歩幅と違う若いスタッフかもしれないけれど苦楽を
共に時には一緒に涙を流しながらも笑顔をたやさず明日に向かって歩き続ける
「旅」にしたいと思います。

村中ひろし