Muranaka Diary2000-2017

経済を語る・・・ midashi2その1

これからの美容室。

消費税が4月から上がるわけですが、RIBBONS中央店は14年目になる。

美容室を経営してて特に危機感を感じたのは2回。

ひとつはオープンしたての2年間ほどの毎日。これは広告とかに頼らず、そのまま営業を

続けていたから。さらに札幌の街の中の美容室という価格帯を熟知していなかったからだ。

クーポンを出さなければお客さんが来ないということが当たり前になりつつあった頃だった。

かなり集客に戸惑いがあった。西暦2000年のときだった。

二つ目はリーマン金融ショック、

全世界にこのニュースは消費低迷させる。美容という意識は生活の優先順位の最下位のほう。

何も出来ない。待てどもお客さんが来ない。お客さまは将来に不安を抱えるのは当然のことだろう。

ホームカラーという需要が伸びたのもこの頃だと思う。

さらに、ここにも低価格のサロンが順調に生き延びた。このときはすでに顧客の皆さんがいたので

乗り越えることが出来た。また優秀なスタッフに無理をお願いして必死に働いたかと思う。

クーポン、ポイント、ポイント・・・・。

ポイントというのが当たり前になってきたのもこの頃だと思う。

ついでを言えば安くて、クーポンがあって当然という札幌独特の色が根づいてしまった。

景気も企業努力で持ち直して来た訳だが、サービスの美容業だけが遅れてしまう。

それが今も続いているように思える。

(続)